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外国人コミュニケーション2

ネウストプニーはもう一つ、とても重要なことを書いている。
それは、それまで外国語教育の主流だった文法訳読法やオーディオリンガル法に対する批判と、PAL(ポストオーディオリンガル)の考え方である。
彼の言うPALは、たぶんコミュニカティブアプローチの系列に連なる考え方なのではないかと思うが、その中には日本語教師にとっても参考になるものが含まれているように思う。

例えば、彼は語学教育上での教師の役割には限界があることを認め、その上で教師が行うべきことを次の二点にまとめている。
1、教師なしには習得しにくいルールを教えること
2、独立した習得のパターンを早くから学生に身につけさせること

1は、たとえば、日本語のコソアなどの文法体系や、アクセントに関する体系的な知識などが例に挙げられている。要するに、学生の独学だけでは習得が難しい種類のことは、先生がしっかり教えましょうということらしい。
2の例では、外国でのコミュニケーションルールを教える、テレビの見かた・ラジオの聞き方を教える、適切な図書の選び方と読み方を教えることなどが挙げられ、実際に外国人とコミュニケーションをする場を設けてやることも重要だとしている。

要は、教師のできることには限界があるので、学習者が自分たちだけでは習得できないことをしっかり教え、その上で、学習者が自分たちだけでも効率よく勉強できる方法を教えましょうということなのだろう。

僕は中国語を中国で勉強したが、授業で得た知識よりも自習で得た知識のほうがはるかに多い。
だから、ネウスプトニーの言っていることがよくわかったし、それが理想なのだろうと思う。
でも、さらに欲を言えば、学習者のモチベーションを高く保てるような工夫をしていくということも教師にとって重要なことではないかと思う。
学習者がその言語を習得できるかどうかは、何よりも学習者自身のモチベーションにかかっていると思うからである。
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ささくれヒヤリハット

Author:ささくれヒヤリハット
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